●2003/07/25(金)
●ON AIR OSAKA
●出演アーティスト
宮原永海/寺尾仁志/柴草玲/アナム&マキ

この季節には珍しくちょっと涼しいくらいの一日だった。
ON AIR OSAKAで行われたウタのチカラVol.2
週末のせいか会場内は穏やかな笑い声があちこちで聞こえる中ゆっくりと会場が暗くなり、4月のVol.1で大阪ではじめてのライブだったにも関わらずそのキュートな、でも力強い歌唱力で来場者を圧倒した宮原永海が裸足のまま、ふわぁとした感じでステージに登場。
ステージ上はギタリストと宮原永海だけ。
そのシンプルさがかえって宮原永海のボーカリストとしての存在感を際立たせていたように思えた。
最後に歌ったすべての世界の子供たちの幸せを願った曲「Voices」は圧巻。
いるはずのないクアイアがバックコーラスをしている気がしたのは私だけか・・・
バンドのイントロに乗って次に登場したのは、寺尾仁志。白いシャツが初々しい。
彼特有の優しいファルセットが会場全体を包み込み、つかみはOK!!
大阪在住のシンガー故のボケ、突っ込みを織り交ぜたMCも盛り込み笑いもとりつつ、彼の曲のポリシーである「人に対する優しさ」を十分に来場者に発信してくれた。
そして最後に歌った「How does it Feel」はバンドの演奏も含め、彼のシンガーとしての広がりと無限さ感じさせる曲だった。
寺尾仁志が終わり、幕が上がるとステージ上にはエレクトリックピアノがぽつんと中央においてある。
ふっとスポットライトに照らされた柴草玲が語りかける様にうたい始めた。
時に刺すよう様に会場をピアノの音と彼女の声が飛ぶ。
弾き語りの女性シンガーは多い。しかし彼女の場合、とてもひとりで表現しているとは思えないような不思議な感覚を聴く側に訴えてくる。もちろん彼女の詩の世界、カテゴライズできない
メロディーのなせる業(わざ)もあるだろうが、ライブパフォーマンスに対する彼女の考え方を聴いてみたいと興味をそそられたステージだった。
そしてトリはアナム&マキwith中村キタロー。
「自然体」という言葉はきっと彼女たちのためにあるのだろう。
そして「阿吽の呼吸」という言葉も・・・
2人のギターのうまさは相変わらず冴え渡り、その音に2人のボーカルが絡み合い小憎らしささえ感じる。「いなたい」という大阪独特の音楽業界用語もきっと彼女たちのものでしょう。
本編最後は「ファイト」
「自然体」なアナマキの「本気」の凄さを感じるにはあまりある迫力で「ウタのチカラ」をしっかり貰った。

