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05.01.29 HAPPY DRUG STORE「LIVE FOR 君の味方 2005 IN 長浜」

●01/29(土)
●長浜文化芸術会館

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1年前の1月29日、不慮の事故で滋賀県長浜市出身のアーティスト、清水和彦さんが永眠した。あの日からちょうど1年、彼の故郷である長浜市の長浜文化芸術会館にて、一周忌追悼ライブ「LIVE FOR 君の味方 2005 IN 長浜」が行われた。

長浜の天気は晴れ。
清水さんは自他ともに認める「雨男」。滋賀で彼のイベントがある時は、決まって雨が降る日が多い。まだ、長浜には来ていないみたいだ。

ライブは2部構成になっていて、第1部は夕方5時スタート。BGMで「the water of life」こと清水和彦さんの名曲「First Morning」が流れてきて、HAPPY DRUG STOREのヒロシさんがステージに登場。
挨拶の後、FM滋賀のパーソナリティPOTIが登場。
POTIは「DOKIムネ RADIO JUNGLE」という番組の「WOLデジタルよろず相談所」というコーナーを清水さんと一緒に行っていました。その中で、清水さんと一緒にCDを作ろうという企画が持ち上がり、「恋はイントロ」、「ハヤシライスの女」という2曲を書いて頂きました。清水さんは、この2曲を本社スタジオでレコーディングした帰りに事故に遭われました。
それから1年、ずっと温めてきた楽曲「恋はイントロ」をようやく披露することができました。
みなさんがどのような気持ちで聞かれていたのか気になりますが、レコーディングにも立会い、スタッフの私としては、清水さんが最後に作ってくれた曲を1人でも多くの人に聞いてもらえて、うれしかったです。
清水さんは今日のPOTIのステージ、見てくれていたでしょうか?

POTIがステージから去ると、ステージ上には、清水さんのお兄さんが編集されたビデオが上映。温かい家族・仲間に囲まれた清水さんのプライベート映像や未発表音源などがギュッと凝縮された15分間でした。
映像が流れると会場では溢れる涙を堪えられず、ハンカチで目を拭う人が多数。楽しそうに歌う清水さん、微笑む清水さんの姿をみると、もう一度会いたい、もう一度あの日に戻れたら・・・という気持ちが強くなり、涙が止まりませんでした。

ビデオ上映が終わると、清水さんが作詞・作曲、そして、HAPPY DRUG STOREの代表曲となるべく「君の味方」を歌うコーナーが開始。
清水さんを愛する6組のアーティストが参加。6組全員が同じ歌を歌うという前代未聞の企画だったんですが、それぞれの「君の味方」があり、清水さんに対する想いが伝わってきました。

●エントリーNO.1「YOSHI+KEN」
●エントリーNO.2「おんちゃん」
●エントリーNO.3「ファミリー」
●エントリーNO.4「じれんま」
●エントリーNO.5「プリン・パフェ」
●エントリーNO.6「竹田 司」

6組のライブが終わると、15分の休憩。
午後6時30分、いよいよ第2部!
清水さんが永遠のリーダーを務める「HAPPY DRUG STORE」のライブがスタートした。
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今回はサポートメンバーに、滋賀県出身の天才ギタリスト西川進、Bluem of Youthの松ヶ下宏之を迎え、最強メンバーでライブに臨んだ。

1曲目は「冬の桜」、イントロが聞こえてくると、ゾクッとした。音を聞いてこんな感覚になったのは久しぶりだ。正直、完成度の高さに驚きました。
もともとこの曲は、清水さんが昨年の1/28、亡くなる1日前、ラジオにゲスト出演した際に初めて披露してくれたナンバー。歌詞はヒロシさんによって書き換えられ、ロックチューンにアレンジされ、新しく生まれ変わった「冬の桜」、パワフルだけど繊細は忘れない、聞きごたえのあるサイコーにかっこいい曲に仕上がっていた。

2曲目は「午前の君」、3曲目は、ハピドラファンの中ではかかせない曲「BE」、そして、ヒロシさんのMCがあり、ステージ上には、ヒロシさんと松ヶ下宏之の2人。
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その後、4曲目「すみれ」、5曲目は、清水さんが愛娘、七那音ちゃんのことを想い作られた「シャワー」、6曲目「はじまりの歌」とアコースティックナンバーが3曲続く。松ヶ下さんのギターが心地よく、さらに優しいヒロシさんの歌声が、会場をあたたかい空気で包んだ。
7曲目「らったった」、8曲目「ブルペン」、これもハピドラお馴染みのごきげんなナンバー。ステージ上のヒロシさんは本当に楽しそうに歌い、オーディエンスもそんな彼にひっぱれ、あふれんばかりの笑顔と手拍子が響いていた。

そして、「ブルペン」が終わると、ステージ上には、ヒロシさんの横にスタンドマイクと清水さんが愛用していたアコースティックギターが セッティングされた。ヒロシさんが「いっしょに歌おう!」と清水さんを呼び込んだ。

9曲目は、「ホタルノヒカリ」、10曲目は「やさしいひと」、この2曲は、アルバム「HAPPY BEST」に収録されているナンバーで、どちらも清水さんの歌声が流れてきた。オーディエンスは息を呑んで、ステージを見守っていた。
彼のあたたかい歌声にふれ、久しぶりの再会を果たしたのではないでしょうか。

そしてラストナンバーはライブタイトルでもある「君の味方」、1部で清水さんを愛する6組のアーティストが思い思いの「君の味方」を披露したが、 ヒロシは言う「今のところはこれが正解!」だと。
この曲は、「冬の桜」、「シャワー」と並んで、まちがいなくHAPPY DRUG STOREの代表曲になるでしょう。なぜなら、彼じゃないと、清水和彦さんじゃないと絶対に作ることができない最高のメッセージソングだから。
そして、この曲を歌えるのは、ずっと一緒にやってきたヒロシさんにしか出来ないことだから。「君の味方になれることが 僕の最大の味方」これが清水和彦という人なのです。

演奏が終わると、オーディエンスからはアンコールを求める大きな拍手がいつまでも鳴り止みません。

アンコールは、1曲目に歌われた「冬の桜」のアコースティックヴァージョン。
この曲は、ヒロシさんが清水さんのことを想い、歌詞を書き直されました。痛いぐらい、ヒロシさんの想いが伝わる曲です。アコースティック、ロック、どんなアレンジをしても、楽曲のよさはそのままで、楽曲のクオリティの高さ、清水和彦というミュージシャンの才能を再確認できるナンバーです。
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ライブが終わり、会場の外に出ると、雨が降っていた。
彼は確かに会場にやってきていた・・・そう思うと、とてもうれしい雨だった。

「湖北で大規模な音楽祭を開くのが夢だ」と言っていた清水さん、純粋に音楽を愛する人が集まり、清水さんの夢に向けて動き出しました。その願いが叶うよう1歩1歩、進んでいければと思います。今回の「LIVE FOR 君の味方 2005 IN 長浜」は、きっかけとなる大きな第1歩だったと私は思う。
(FM滋賀 浅生みづほ)

--セットリスト--
01.冬の桜
02.午前の君
03.BE
04.すみれ(アコースティックver.)
05.シャワー(アコースティックver.)
06.はじまりの歌(アコースティックver.)
07.らったった
08.ブルペン
09.ホタルノヒカリ
10.やさしいひと
11.君の味方
En1.冬の桜(アコースティックver.)