開催日:2009年 5月 4日(月・祝)
会場:サンケイホール ブリーゼ


「KOKIA」との最初の出会いは約8年前・・・渋谷 On air west だった。
その時は「歌はウマい」という単純な印象でしかなかった気がする。
月日が経ち、昨年5月 名古屋の栄音楽祭のステージでアコースティックギターのみ
をバックに歌う彼女に遭遇した。「エッ KOKIA?」
8年前のKOKIA・・・今の「KOKIA」 当然同一人物である。が違う。
「歌はウマい・・・いや伝えたいことがあるからウマく歌う人なのだ!!」
8年前の自分の感受性の未熟さを猛反省させられた。
そして12月の博多、京都のライブ、そして今回のブリーゼのコンサートとお付き合いさせてもらった。
まず、お客さんの層に驚かされる。大阪に限って言うと男女比は5:5もしくは5:6で
女性層が多い感じがする。
年齢層で言うと下は小学4年生ぐらいから上は70歳ぐらいか。
誰かに連れてこられたのかと思いきや、ノベルティ購入列に並んでいらっしゃるところを見ると
能動的にご来場されたことが
わかる。そして、男女のカップルでのお客様も目につく。
それ以上に女性同士はそれ以上かと思われる。
17:35 客電OUT ここブリーゼは客電がアウトすると全くの暗転。深い闇に包まれる。
そしてふあ~~と裸足のKOKIAが浮かび上がるように登場。
会場全体を包み込む声。エレキ、ベースなど電気楽器はない。
生ピアノ、ウッドベース、パーカッション、アコースティックギターそしてアコーディオン。
ナチュラルな音に「KOKIA」のボーカルが乗りバックの映像とも相まって「豊かな」時間が
「穏やか」に流れている。
ワールドツアーと銘打った今回のコンサート。
6月にはフランス、アイルランド、ポーランド、ベルギー、ドイツとヨーロッパ5カ国から招へいされ
コンサートを行う。
「豊かな」時間を「穏やか」に過ごす欧州人に対し メロディの美しさ、詩の深さ、
それを伝える説得力のあるボーカルのチカラが より彼女の音楽に耳の肥えた欧州人を認めさせる
礎になっているのだろう。
「クラシックとPOPの融合」・・よく聞く表現ではあるが正に本場の人間が認めているが故に
招へいコンサートが実現していると思う。
「グリーンマイルのジョン コーフィー」のような能力を「金子みすずの感受性」で表現している「KOKIA」(筆者が勝手に評している・・)
日本を代表するアーティストの一人としてその活動はもっとワールドワイドに広がってゆくだろう。
(Songs M・Y)

